【おーーーい、座れるか?】
と、外からする声。あの車は…
銅職人の会長とその奥様。
(https://seikosangyo.jp/?fbclid=PAAaYX6nB6FmxCiJYYxgPOT8rm54s5I4LmYAilEv3Jv1z_sdQupFEFIwAnwUY)
僕に玉子焼き器を譲ってくれた方。『たくさんの人に、玉子焼きを振る舞ってくれ』と置いていってくれたんです。
3年前、使っていた玉子焼き器が壊れてしまって。そんな時に来られた会長に、『玉子焼きのフライパンが欲しいんです』と相談。もしかしたら、売ってるんじゃないかと…。
すると、
『今まで使っていたものを見せて』見てもらうと、取手か割れてるし、歪んでる。これよりも一回り大きい物があったよなぁと、奥様と話してたんです。
しばらくすると、『これどうだ』と玉子焼き器を持ってきてくれたんです。
『これ、昔に作った物で、銅も厚いし一生使えるから』と。
重みがあって、なんとも綺麗な銅。
しかも、これは一点物だと。重いはずです。
欲しいけど…値が張るんじゃないかと聞いてみると
『これで、たくさんの人に玉子焼きを振る舞ってくれ』
と、そのまま置いていってくれたんです。
あれから3年、たくさんの玉子焼きを焼きました!!もちろん、これからも焼きますね!!