たまには、蕎麦のことも書こうかと思うんですね!!
ええ、たまにです…はい。
滝見屋で使う蕎麦粉は十日町産蕎麦『とよむすめ』
それを、名ヶ山にある清兵衛さんが製粉してくれたものを使っています。
紙と比べてみても、かなり白い蕎麦粉。中心部を使った蕎麦粉なんですね。清兵衛の親父さんは、『吟醸の粉』といいます。
蕎麦粉と小麦粉、布海苔を混ぜてねっていきます。
布海苔の量が、寒くなると増えていきます。1%の量でも、かなり変わってくるんですよ。
その後に、製麺機で伸ばしていくわけです。
触るとツルツルで、キメ細かい蕎麦粉だとわかります!!
これを切って、蕎麦になるわけです。
清兵衛の親父さんに、『美味しい蕎麦の幅を作るんだ』と教わりました。
気候によっても、粉物は変わってきます。
同じ分量でも、硬さが微妙に変わると。
調節して、その『美味しい蕎麦の幅』に入れていくんですね。
最初は、この硬さが、わからなくてわからなくて。
硬さというよりも、粘りというのかもしれません。
これはやっぱり、数を打ってみないとわからないと思います。
清兵衛さんで、かなりの数を打たせてもらいました。
年末も手伝いで打っていたので、ホントに勉強になったんです。
そして、まだまだスタート。
いろいろと試してみながら、まだまだお客様に喜んでもらえる蕎麦を打ちたい思います。
今は、蕎麦打ちが楽しいんですよ!!
粉を麺にして、お客様に食べていただけることが楽しいです。
思い通りに打てた時って、ホントに嬉しい。
随分、変わったものです。蕎麦を全く打てなかったんですから。
蕎麦を打てない、蕎麦屋の倅。いやぁ、あの時は追い込まれたなぁと思う、5代目です!!