蕎麦のつなぎ『布海苔』です。
赤紫色だった布海苔。滝見屋の物は『青森県産』になります。
北海道産はも少し黒い色をしてるかな!?
布海苔に水をいれ、煮溶かしていくと黒っぽく色が変っていきます。
最初の頃は上手く行かなくて、もっと赤い色に。混ぜすぎず、焦がさないようにですね。
布海苔を煮る時に『銅鍋』を使うと布海苔が緑色になります。
布海苔の煮方も『そば屋清兵衛』の親父さんから教わり、全く同じやり方で煮ています。
僕の爺ちゃんは、布海苔の水の量が多かったです。もちろん、粉も違うので少し違うところですね。
十日町や小千谷は着物の産地。織物の仕上げ糊として布海苔が使われていたようです。そこから、この辺の地域では布海苔を使った蕎麦屋さんが多いと。大工さんから聞いたのは、昔は壁紙を貼るのにも使ったとききました。
布海苔の煮方ひとつで、蕎麦のツルツル加減が変わります。教わってよかったと思いました。
煮る前の布海苔と、煮た後の布海苔。これだけ色が変わります!!