よく、聞かれます!!カレー南蛮蕎麦の『南蛮とは?』
「南蛮」といえば、葱など辛味野菜のことをさします。南海諸国を意味する「南蛮」という言葉からきていて、タイやジャワなど諸国から渡米する物を広く「南蛮」と言っていた。つまり、葱、唐辛子、カボチャなどを「南蛮」と言うのは、これらの野菜類が外国から渡米したからだと言われています。
諸説あります…本当にたくさん説があるんですが、僕はそう習いました!!
そして、よく言われるのが・・・『玉ねぎは入れるのか(笑)』
これは、お店によって違います。
僕も、いろんなカレー南蛮蕎麦を食べました!!どれも美味しかったです。
玉ねぎが入ってないもの、鶏肉のもの、牛乳が入ってるもの・・・いろいろあります。
滝見屋では、玉ねぎ、葱、豚肉で作ります。
滝見屋のツユには、玉ねぎの甘さがとてもあい、必要なものなんです。
そして、豚肉。豚肉のコクが良い仕事をしてくれます。
鶏肉で作ると、とてもあっさりとしたものになりました。やはり、コクが欲しかったので、豚肉に落ち着いたんですね!!その豚肉も、ロースでもなくばら肉でもない、肩ロース。試した結果、この脂が丁度よかったです!!
ルーをのばして作る作り方もあります。滝見屋は、カレー粉と片栗粉で作っています。
父親から『カレー粉はSBの物が、滝見屋のツユにあう』と教わっています。
僕の祖父は、東京で蕎麦の修行をしたそうです。種物(東京でかけ蕎麦、かけうどんに具を載せたもの)が、昔からあるのはそのためです。
そして、このカレー南蛮蕎麦をブーストアップさせるものが・・・
『天ぷら』
です(笑)。天ぷらのコク、カレーのスープがメッチャあいます!!単品の天ぷらを乗せるのはどうでしょう!!説明はいらないと思いますが、カレーも美味しくなりますが、カレースープを吸った天ぷら衣は、ご飯に乗せて食べたくたります!!
滝見屋のカレー南蛮蕎麦は、代々受け継がれてきたもの。爺ちゃんのカレー南蛮食べたことないんだよなぁ(笑)母ちゃんは知ってます。
あっ、松之山温泉に入ってから食べると、汗が止まらなくなりますからね(笑)
もし、豚肉が苦手な方は抜いてお作りします。