【もし、揚げ玉を手に入れることが出来たら、色んな料理に使ってください!!】
蕎麦やうどんはもちろん、お好み焼きや焼きそば、オニギリに混ぜても。玉子丼にかけても、煮物にかけても、コクが出てグッと美味しくなります。冷凍保存もできますよ!!
松之山で行われた祭り用に揚げ玉を作ったわけです。
『先輩の揚げ玉を食べて、衣と揚げ方を勉強しなさい』
修業中、親方から言われたことです。バリバリ食べるわけではないですからね(笑)
揚げ玉には、色んな情報があります。卵の効き方、衣の濃さ、油の温度、揚げ具合・・・。
美味しい揚げ玉は、油を吸ってなくて、カラッと揚げっていて、卵の甘味を感じる事ができるんです。
自宅で天プラを作って、衣が余ったりしたら、作ってみて、冷凍保存してみてください。
箸やホイッパーで、油に散らす。
(天プラを揚げる温度と同じです。温度が低いと油を吸います。逆に高いと焦げます)
しっかりと火を通して、しっかりと油をきって出来上がり。
就職したばかり天プラ屋で、『天かす』と言ってしまったんです。滝見屋では『天かす』と言いますし、母ちゃんは関西で生活してました。
そしたら、『カスじゃねぇ〜、商品だ』と言って怒られましたね。揚げ玉にも、それだけの意識を持って、揚げ場に立ちなさいという教えなんです。
そんな事など、たくさん教わりました。卵と水と小麦粉で作った衣を纏わせて、油を使い脱水して、火を通す。
『天プラは油の芸術』と言っていた方もいました。あしたからもまた、今日よりも美味しい天プラを揚げますね!!
揚げ玉



